クォーツで探す! 大人の勝負ウォッチ!

 腕時計には大きく分けて、<機械式>と<クォーツ>の2種類があることは、このページをご覧の方なら多くがご存知だと思います。

  1960年代までは、ゼンマイの動力で駆動することが当たり前だった時計。しかしブローバ(BUROVA)が「アキュトロン」という音叉時計を開発し、さらに日本のセイコー(SEIKO)が1969年に世界初のクォーツ(水晶発振)式時計を発売してからは、これまでとは比較にならないほどの正確無比な精度を実現し、さらにコストも機械式よりも抑えられるようになったことで、クォーツ式時計は瞬く間に世界に普及しました。一方、機械式時計産業は一時的に壊滅的なダメージを受けましたが、現在では工芸品的な価値が見直され、おもに高級時計市場で見事復権を果たしています。

  さて、現在ではすっかり馴染み深くなり、機械式に比べ<廉価>、<大量生産>というイメージをクォーツ時計に抱いている方も少なくないかもしれません。そこで今回のPick Up Watchでは、フォーマルな場にも通用しそうな高級クォーツウォッチにスポットを当ててみたいと思います!

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正確、ゆえに我あり・クォーツウォッチの威力
 機械式時計は、歯車とゼンマイの精密な組み合わせの妙技を味わう楽しみがありますが、技術的に時間がずれて来てしまうのは致し方ないところ。しかし機械式時計好きは、そういったアナログな部分を含め、機械式時計をこよなく愛しています。
  反面、電池で動くクォーツ時計に関しては、そういった趣味性の高いファンが少ないのも否めません。確かにマニアックな機械式時計の世界も求道的で非常に面白いのですが、クォーツ時計だからかこそできるデザイン、機能、そしてクォーツの仕組みをさらに進化させた駆動システム等、各メーカーの技術躍進によって様々な時計が生まれています。

  そしてクォーツといえば、何と言っても「ジャパンメイド」。セイコー(SEIKO)、シチズン(CITIZEN)といった日本のメーカーによるクォーツ時計は、まさに世界を席巻、現在もあらゆる場所で日本製のクォーツムーブメントを搭載した時計が見受けられます。


  1970年代、スイスの時計産業に大きな打撃を与えた<クォーツショック>は、日本のメーカーによる高品質かつ手ごろな値段のクォーツ時計が巻き起こしたものでした。もちろん日本のメーカーも、スイスのメーカーと同じように、高品質の機械式時計を生産していましたし、逆にスイスのメーカーも次世代の技術としてクォーツ時計を生産していました。しかし、日本メーカーがクォーツ時計で追求した利便性と厳格な正確さ、価格は、時計の歴史を変えるほど、世界的に抜きん出てしまったのです。

 そしてクォーツ時計は、更なる進化を遂げて行きます。

  セイコー(SEIKO)では自動巻機構で発電するクォーツ時計<キネティック>、標準電波を受信し、時刻を自動修正するクォーツ時計<電波時計>、そしてシチズン(CITIZEN)では光によって発電、駆動、充電するクォーツ時計<エコドライブ>と、ただ電池を動力とし、水晶の電子振動による精度の高さによらないクォーツ時計の未来を着々と進めています。

  また、クォーツ時計によって広げられるのは技術面だけではなく、限りなく薄型を実現できるからこそ可能なデザインや形状、そして実際に手の届くプライスの時計の生産が実現するのです。
  機械式時計の特権さや気ままな誤差から離れ、世界中の人が、自分だけの正確な時計を持つに至ったクォーツ時計の普及から30年余り。<時計が正確であること>は、当たり前になり、もちろんそうでなければ時計は時代に取り残される遺物になったに違いありません。クォーツ時計が広げた時計の世界を、改めて楽しんでみてはどうでしょうか。


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