ワザあり文字盤に陶酔せよ!

 ブランドのもつ歴史や、綿密に設計されたムーブメント、ケース形状や針のデザインなど、複合的な要素が絡み合った魅力をもつ腕時計。しかし、自分にとって好ましいかどうかの判断を直感的に下すのは、やはり文字盤とインデックスのデザイン性がものを言うのではないでしょうか。
  そこで、普通の文字盤では物足りないという個性派におススメなのが、「ギョシエ彫り」「エナメル加工」「マザーオブパール」「メテオライト」などのワザあり文字盤。伝統的な手法や最先端の技術を用いてほどこされた繊細な文字盤の仕上げに思わず陶酔してしまいそうな、美しい腕時計たちを今回はご紹介します!

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華麗なる文字盤の世界へようこそ
 時計に独特の表情を与えるだけでなく、時計選びの重要なポイントでもある、文字盤。
 もちろんどのブランドも素材、ケース、ムーブメントとともに重要視しているのが、時計の印象を決定づける文字盤です。
懐中時計の時代から、視認性や美しさの追求のために文字盤には様々な工夫が施され、色んな素材が使われてきました。
 陶器を文字盤にした「ポーセリン・ダイヤル」、エナメルで美しい色や絵を施した「エナメル・ダイヤル」、そしてブレゲによって生み出された「ギヨシェ・ダイヤル」はもちろん、現代はオパールやラピスラズリのような貴石や半貴石から、隕石(メテオライト)を用いた文字盤や、マザーオブパールを使った「シェル・ダイヤル」など、様々な素材が文字盤に使われ、個性的で美しい腕時計の世界を広げているのです。

 時計の歴史を200年早めたと言われている、ブレゲが「ギヨシェ・ダイヤル」を考案したのは、文字盤の反射を防ぎ、視認性を高めるためのものであったのですが、上品なメッシュ模様のようなギヨシェ模様は、今やクラシカルな時計の文字盤には欠かせない装飾であり、手作業で行われるものは非常に貴重で美しい仕上がりを見せます。その装飾性は、現在様々なブランドで工夫され、独創的な文字盤が作られているのです。

 また、金属板の上に釉薬(エナメル)で絵を描いては焼成することを、何十回も繰り返して作られるエナメル・ダイヤルでは、まるで水彩画や油絵のように繊細な装飾を見ることができますが、昨今、伝統的な手法や薬品を守っているのは、世界でもわずかな人数の職人だけになってしまいました。製造過程で完璧なものを作るのが難しく、かつ今では手に入らない薬品も、現在のストックを残すのみだと言います。
  文字盤は、時計という小さな世界に閉じ込めるロマンを体現した、まさに顔(フェイス)。その華麗な世界に思いを馳せながら、時計を眺めるのも面白いのではないでしょうか。


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