世界的なウォッチフェア、SIHH(ジュネーブサロン) 2009 開幕!!

 腕時計ファンならば、毎年スイスで行われる時計の二大祭典、「バーゼルワールド(通称バーゼルフェア)」や「SIHH(通称ジュネーブ・サロン)」の名を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?毎春、3〜4月に行われるのが恒例になっていたこの2つの祭典には、世界中から時計ディーラーや報道関係者が押し寄せます。そしてスイスのバーゼル市と、ジュネーブ市をで移動しながら、数多くの時計を目にして、時計業界の行く末を占うのです。このように、ほぼ同時期におこなわれていた2つの祭典ですが、2009年より、諸事情によってSIHHは1月、バーゼルワールドは3月に行われることになりました。そんな訳で、1月19日から24日まで、目下開催中のSIHH。今年はどんな名作が世に送り出されるのでしょうか?

 今回のピックアップウォッチは、SIHHに参加しているブランド(A.ランゲ&ゾーネ、オーデマ・ピゲ、ジャガールクルト、パネライ、カルティエ、IWC、ジラール・ペルゴなど)を取り上げて特集します!

↓↓★憧れのウォッチ・サロン「SIHH(ジュネーブサロン)」って何だ?!について知りたい★↓↓


憧れのウォッチ・サロン「SIHH(ジュネーブサロン)」って何だ?!
 時計ファンなら一度は憧れる時計の新作発表会「バーゼル・ワールド(バーゼル・フェア)」と「SIHH(ジュネーブサロン)」ですが、毎年時計業界のトレンドを牽引する新モデルが続々と発表される場です。
 普段この2つは大体近い日程で3月か4月に行われるのですが、今年(2009年)から、開催時期が全く離れてしまいました。
 宝飾や腕時計をはじめとする高級ブランドのグループであるリシュモン・グループのみで開催される「SIHH(ジュネーブサロン)」は、今年は1月19日から1月23日に開催されました。入場料を払えば入ることのできる「バーゼル・ワールド(バーゼル・フェア)」とは違い、「SIHH(ジュネーブサロン)」には招待された人でなければ入場することができない、非常にクローズドな、そしてラグジュアリーな空間。会場にいるのはブランドから招待されたVIPや宝飾・時計業界関係者、メディア関係者がほとんどです。

 サロンはカルティエ(Cartier)を筆頭に、IWC、パネライ(PANERAI)、ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)、オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)、A.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE&SOHNE)、ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)、ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERRGAUX)、A.ダンヒル(A.DUNHILL)、モンブラン(MONTBLANC)、ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)、ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)などそうそうたるブランドがブースを構え、その中ではブランドが最高の技術とデザインの粋を尽くした新作モデルが勢揃いしています。

 リシュモン・グループは、もともとパリで<ヴァンドーム広場>に勢揃いしている高級ブランドで構成されているグループでしたが、カルティエ(Cartier)を中心としたブランドの集まりが独立し、1990年代以降、グループ傘下のブランドは数を増やし、世界の宝飾と時計に革新をもたらしていくのです。
 今やリシュモン・グループなしに、時計業界の未来が考えられないほどの力を持っていますが、グループ傘下のブランドは大きなバックグラウンドに支えられ、素晴らしい時計を数々発表しています。
 もちろんこうしたグループに入ることによって、それまでのブランド独自の時計づくりの方針や方向性がやや画一的になるきらいはありますが、ブランドを存続させていくことは、これまで何百年もの間培われたウォッチメイキングの技術を未来につなげて行くという面から考えて、非常にシビアで大切な問題です。

 2009年は、提携という形ではなく、本格的に経営の面でもリシュモン・グループに入ったロジェ・デュブイの新作や、2007年にリシュモン・グループと共同出資で腕時計とジュエリーに参入が決定したポロ・ラル・フローレンが「SIHH(ジュネーブサロン)」に初出展と、非常に話題に事欠かない状況になっていいます。
 これからの時計の動向をいち早く掴むためにも、時計ファンにとって2009年の「SIHH(ジュネーブサロン)」で発表される新作では、いつもとひと味違う展開が楽しめるかもしれません。


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