メンテナンス,腕時計,ブランド時計,オーバーホール,プロ,メンテ,メンテの達人/「腕時計のメンテ、ココが知りたい!」の声にお答え!腕時計を手に入れたら、気になるのがメンテナンス。あなたのそのお悩み、『メンテの達人』が解消いたします。
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オーバーホールって結局何をしてるの? |

歯車に注油しています。よって、ほとんど使っていない時計でも、製造から3、4年でオーバーホールを必要とします。 |
時計機械の歯車は、軸受けと呼ばれる回転を支える部分に注油し、円滑に機械を動かすようにしている。製造から3、4年でこの油は乾き始めるので、ほとんど使っていない時計でも、オーバーホールを必要とする。
使っていれば、金属磨耗によって金属粉が発生して油は汚れてくる。金属粉が油に入ると、潤滑油だった油は研磨剤となり金属摩耗を引き起こす。また、この金属粉は時計ケース中の酸素によって酸化し、歯車軸をサビさせ、最終的に軸は折れてしまう。
このようになる前に、機械を分解して古い潤滑油を完全に洗浄し新しい潤滑油を注油することが必要なのである。オーバーホールが必要になる時期としては、時計の製造又は、前回のオーバーホールから3年〜5年後が目安となるため、買った日にちではなく製造年、もしくは前回のオーバーホールした年を参考にしよう。 |
>>>疑問その9:どんなお店に修理をお任せしたらいいの? |
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