Pick UP Watch 2007年8月9日号 IWC <ポルトギーゼ>特集「海洋国家のDNAが生んだ、ポルトギーゼ」

 IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、スイスの中でもドイツ語圏である、シャフハウゼンに本社を構えるメゾンです。『それなら、ブランド名が英語なのはなぜ?』と疑問に思う方がいるかもしれません。その由来をご説明しましょう。

 1868年に、アリオスト・フロレンタイン・ジョーンズというアメリカ人が、アメリカのハワード社というウォッチメーカーを辞め、スイスでの時計作りを志しました。当初彼は、スイスの時計産業の発祥の地であるフランス語圏に本拠を構える予定だったのですが、『アメリカの製造技術と、スイスの時計作りの伝統を融合する』という想いがなかなか受け入れられず、まだ時計作りが盛んでなかったドイツ語圏に本拠を構えるゆえんとなったのです。

 こうして創業されたIWC(アイ ダブリュー シー)は、アメリカの先端技術とスイスの時計づくりの伝統、そしてドイツ独自の硬骨なモノづくりの精神がそれぞれに発揮されたメゾンとして、今日に至るまで“質実剛健”な時計を作り続けています。今回は、そんなIWCの代表モデルのひとつ、「ポルトギーゼ」にスポットを当ててご紹介しましょう。
↓↓★IWC(アイ ダブリュー シー)<ポルトギーゼ>の歴史について知りたい!★↓↓
ポルトギーゼ
ホワイト ゴールドハンド

¥573,000〜¥598,000(税込)
 
ポルトギーゼ
ホワイト ブルースチールハンド

¥525,000〜¥588,000(税込)

 
ポルトギーゼ
ブラック

¥558,000〜¥595,000(税込)

 
ポルトギーゼ
7DAYS ホワイト

¥942,900〜¥958,000(税込)
 
ポルトギーゼ
7DAYSブラック

¥942,900〜¥958,000(税込)

 
ポルトギーゼ
ブラック&ホワイト

¥648,000〜¥678,000(税込)

 
2人のポルトガル人が生んだ、ポルトギーゼ
 IWCの中で一番人気とも言えるポルトギーゼの誕生は、1930年代。
 2人のポルトガル人時計商であった、ロドリゲスとテイシェラがシャフハウゼンにあるIWC本社に懐中時計のムーブメントを持ち込み、ある時計の製造を依頼しました。ポルトガルは、15世紀から17世紀にかけて世界の海の覇権を収めることで、繁栄を極めた海洋国家。
 その海の国のDNAが求めたのは、当時の正確な計時を証明するマリンクロノメーターの精度を超える性能を持ち、かつ小ぶりなアールデコスタイルの流行に反して実用的な大型でステンレス製の時計でした。
  まさにその時、携帯する時計の形状は懐中時計から腕時計へと時代が移り変わろうとしていました。

 IWCという質実剛健な時計作りがモットーのブランドらしく、2人のポルトガル人の注文に応えて製造された時計は、非常に正確で、その後の時計のあり方にも影響を与える『ポルトガル・ウォッチ』、つまり現在の『ポルトギーゼ』の原型になったのです。

 その後長い年月を経て、1993年にIWC創業125周年の記念に、オリジナル忠実に限定で復刻されました。その後IWCの代表的なモデルとして、力強くエレガントなデザイン性、そして非常にシンプルな時計としての機能性を併せ持ったこのモデルは、日々進化を遂げ、まるでかつての海洋大国家の隆盛を讃えるかの様に、「ポルトガル」の名を冠した時計の歴史を紡ぎ続けています。 watchonline 編集部
ポルトギーゼ
オートマティック2000

SOLD OUT
 
ポルトギーゼ
・ラトラパント

SOLD OUT
ポルトギーゼ
F.A.ジョーンズ

SOLD OUT
ポルトギーゼ
SSカワ

SOLD OUT
ポルトギーゼ
クロノ

SOLD OUT
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